小児(乳幼児)湿疹 part1

お天気がころころ変わっていやですね。

体調を崩しやすい季節なので注意してください。

 

小児湿疹ってご存知ですか?

今週のあたま頃から生後4か月の長男の手足、顔面部に赤い発疹がぽつぽつと出始めて、とても痒そうにしています。最初に斑点を見つけた時は、むしに刺されたのかなー?なんて思っていたのですが、次第にふえはじめ今では広範囲にいたっています。

 

小児湿疹。原因はまだ明らかではないようですが、からだの皮脂腺のある部分活発になることから、皮脂や皮脂腺に潜む常在菌(カビの一種)が起因ではないかと考えられているようです。生後1か月ごろから6カ月くらいにかけてよくでる発疹で、アレルギー症状を呈します。ひどくなるケースはアトピー性皮膚炎かもしれないので経過を見守ることが必要です。心配だなー(汗)

 

東洋医学で皮膚疾患は大腸の不調があると考えています。脂肪の多い食事や便秘の時などに肌荒れになった御経験はありませんか??赤ちゃんは母乳をメインに栄養を摂取します。つまり赤ちゃんの腸内環境ははお母さんが摂取する食事から作られる母乳に左右されるんですね~。

そういえば...先週末、たまたま外食続きで連日揚げ物を食べたような。それに加えてお出かけが増えた長男の体力も落ちていて、抵抗力が弱っていたのかもしれません。赤ちゃんは新陳代謝が非常に良いので回復力が高い分、症状も顕著にあらわれるんですねー。

 

そんなときに私は小児はりを使います。赤ちゃんにはり!?と驚かれるかもしれませんが、これじつは刺す“はり”ではないんです。古くから中国におこった古代鍼とよばれるものの中に小児はりは含まれます。“はり”は、かならずしも刺すばかりではないんです。

赤ちゃんはちょっとの刺激でからだに起こす反応は絶大ですから、かるくこれを使って治療します。

 

では治療はどのように??

長いのでそれはまた次回にお話ししまーす。