〈パルス通電低周波治療〉

痛みの患部に針治療を行うだけでも十分鎮痛作用は得られますが、特に痛みの激しい患部に対しては、針の柄の部分に電極をつけて通電治療を行う場合があります。一定のリズムによる通電治療によって、脳内のにあるドーパミン等のモルヒネ用物質の発散促進効果が見込めるので、特に患部の麻酔効果が高まります。麻酔と言っても薬剤性は一切ありませんのでご安心ください。もともと人体に備わっている、自己治癒力を賦活させるので副作用等を気にせず治療を受けることができます

〈顎関節症~非定型顔面痛〉

側頭部から顎関節周囲の経穴、胸鎖乳突筋部にかけての痛みの局所に針を据え置きます。東洋医学では局所の原因を見るとともにからだ全体のバランスを考察するので局所治療に加えて、上肢、下肢、背部、腹部と針をおこないます。